世界中で高い評価を得る靴ができるまで-3

2022/05/18

最後の最後の工程まで、熟練した職人の手作業

世界中の女性から高い評価を得ているGabor(ガボール)。
Gaborの靴は、45の材料、250の部品、140の生産工程によって作られています。
どのような工程を経て私たちの元へ来るのでしょうか。
最終回となる今回は、底付けから検品までをご紹介します。

【釣り込み】
木型に沿わせるように甲革を成形していく工程です。
木型の形や革の性質、同じ靴でもサイズの違いなど細かく設定をしながらです。
釣込む力が強すぎると革が裂けたり割れたりします。逆に弱すぎると木型にきちんと沿うことが出来ず成形が出来ません。
職人の勘と経験がものをいう作業です。

続いて、【底付け】の工程です。
底付けにはたくさんの製法があります。
ご紹介するのは、婦人靴で一番多く採用されている、甲革と表底を接着剤で貼り合わせ、加圧密着させるセメント製法になります。
軽くて屈曲性と防水性に優れています。

Gaborのサイズは幅広く、当然木型と同じサイズのソールが取り付けられます。
HAYASHIGO ONLINE SHOPでは、7.5(27.0cm)までのお取扱いがございます。

【検品】
底付けが完了すると木型が抜かれ、手作業での仕上げの工程を経て、検品を行います。
ここでも熟練の職人が1足1足丁寧にチェックを行います。
合格した靴だけが、輸送による傷などがつかないよう丁寧に箱入れされ、お客様のお手元に届きます。


いかがでしたでしょうか。
Gabor qualityと呼ばれる、全ての靴に適用されるGabor独自の厳格な品質基準はどの工程でも守られ、
熟練の職人の手作業で1足の靴は生み出されています。

是非、Gaborのこだわり、履き心地を体感してくださると嬉しいです。

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